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ナパのワイナリー、パイン・リッジの隠れたヒット作で、創設者のゲイリー・アンドラス(Gary Andrus)が30年前に初めて造ったこのシュナン・ブラン(Chenin Blanc)/ヴィオニエ(Viognier)ブレンドは、現在は謎めいて曖昧な非アペレーション「アメリカン」を名乗っているが、この価格にしては驚くほど美味しいワインであることに変わりはない。シュナン・ブラン(ブレンドの80%を占め、主にカリフォルニアのクラークスバーグ(Clarksburg)から、ヴィンテージによっては南アフリカからも調達)が丸みのある滑らかなテクスチャーと明るいレモンのような酸を提供し、ヴィオニエ(ロダイ(Lodi)産)が穏やかな桃の果実味とほんの少しのフローラルな特徴を加えている。キュウリやボリジを思わせるクリスプな緑の香りもある。
完全にステンレス・スチールで醸造され、その爽やかな酸を保持するためにマロラクティック発酵を阻止しているため、フレッシュで生き生きとしており、アルコール度数がわずか11.5%のワインとしては驚くほどフル・フレーバーだ。
インターナショナル・ワイナリーズ・フォー・クライメート・アクション(International Wineries for Climate Action)の一員で、ナパ・グリーン認証を受けているこのワイナリーは、軽量の405gボトルでも瓶詰めしている。全体として、この価格(ワイナリー直販で16ドル、市場ではしばしばそれ以下)で素晴らしいバリューを提供している。アメリカ全土で広く流通しており、アルメニアからベトナムまで、そしてもちろんイギリスを含む他の32の市場でも入手可能だ。
この記事の冒頭の画像は著者自身のもの。その他はすべてパイン・リッジ提供。
シュナン・ブランは19世紀からカリフォルニアで栽培されている。その歴史と、その歴史を美味しい形で生かし続けている栽培者や醸造家について詳しくは、アルダー・ヤロウ(Alder Yarrow)によるカリフォルニア・シュナン・ブランの記事を参照のこと。