小原陽子DipWSETが最も活発な日本ワイン産地を紹介する連載。日本ワインの全体像については彼女が書いたこちらの総論を、また「日本ワイン- 長野を旅する」、「日本ワイン– 北海道、そして日本各地へ」も参照のこと。
写真はサントリー登美の丘ワイナリーの収穫風景。
日本にあるワイナリーのおよそ90%は年間生産量が100kℓ未満と小規模だ。そのため日本国内のレストランや小売店全てで日本ワインが入手できるわけではない。つまりワインを通じて日本ワインの現状を知る最良の方法は、産地に赴き現地のワイナリーを訪問することと言える。
そこで最初にご紹介したいのはワイン造りの歴史が最も長く、誰もが認める日本ワイン生産の中心地、山梨県だ。山梨は2013年、日本で初めてGIを取得した県でもある...